運行管理者資格

query_builder 2021/05/25
コラム
行政書士福原総合事務所

運行管理者(貨物)になるために2つの方法があります。

1.運行管理者試験に合格すること 

2.5年の実務経験による方法


運行管理者試験による方法


【受験資格】 次のいずれかの要件を満たしていること。

①運行管理に関して1年以上の実務経験を有すること

②基礎講習を修了していること

【試験概要】

(試験時間)90分間

(解答形式)四肢択一式

(出題数) 30問

【出題内容】   ①貨物自動車運送事業法              8問

         ②道路運送車両法                   4問

                     ③道路交通法                   5問 

                     ④労働基準法                   6問

                     ⑤その他運行管理者の業務上必要な知識、能力    7問

全問四肢択一式のマークシート方式 【合格基準点】

・原則として、総得点が満点の60%(30問中18問)以上

・上記の①から④の出題分野ごとに正解が1問以上であり、⑤については正解が2問以上であること


5年の実務経験による方法


貨物自動車運送事業輸送安全規則 (運行管理者の資格要件) 第二十四条 法第十九条第一項第二号の国土交通省令で定める一定の実務の経験その他の要件を備える者は、一般貨物自動車運送事業者、特定貨物自動車運送事業者又は特定第二種貨物利用運送事業者の事業用自動車(以下「一般貨物自動車運送事業者等の事業用自動車」という。)の運行の管理に関し五年以上の実務の経験を有し、その間に、国土交通大臣が告示で定めるところにより、国土交通大臣が告示で定める講習であって次項において準用する第十二条の二及び第十二条の三の規定により国土交通大臣の認定を受けたものを五回以上受講した者であることとする。

貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について

第24条 運行管理者の資格要件

1.第1項の「実務の経験」とは、運行管理者等として実際に運行管理に携わっていた
経験(平成19年3月31日以前に実際に運行管理に携わっていた経験を含む。)をいう。
2.第1項の「講習」については、昭和48年以前に行われていた陸運局長等の教習及び
研修についても、修了証等の受講の証明があるものは認めて差し支えない。
3.第1項の「講習」のうち少なくとも1回は基礎講習を受講すること。
4.第1項の「講習」の受講回数については、同号に基づいて国土交通大臣が認定した
基礎講習又は一般講習を同一年度に受講した場合1回とする。



以下の条件を満たせば運行管理者資格が取得できます。


・貨物自動車運送事業者の運行管理に関し5年以上のの実務経験

・NASVA等の講習を5回以上


講習5回以上とは基礎講習1回、一般講習4回です。 この講習は同一年度に複数受講しても一回としてカウントされるので、最低5年かかるということです。

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